レクサス初のEV、「UX300e」に試乗してきました。
2020年度分は限定135台の抽選とのことで、ここのDの割当は1台とか。
この試乗車は来たばかりのピカピカの新車で、まだ営業マンも乗っていないそうです。
グレード:versionL
全長4,495×全幅1,840×全高1,540mm
車両重量:1,800kg
乗車定員:5名
モーター:203ps 300Nm
バッテリー容量:54.4KWh(リチウムイオン)
充電走行距離:367km(WLTCモード)
駆動方式:FF
価格:6,350,000円
まずは内外装チェック
ヘッドライトは三眼フルLED。
専用デザインのアルミホイール、タイヤは225/50R18。
左右の後部ドアに「ELECTRIC」の文字が入ります。
ボンネット内はいろいろと詰まっています。
エンジン車ベースだとやはりこうなりますね。
ボンネットのダンパーはなし。
普通充電ポートは車体左側。
200Vの普通充電の場合、フル充電で約14時間。
急速充電用ポートは車体右側。
CHAdeMO規格でフル充電まで約80分。
インテリアはエンジン車のUXとほぼ同じです。
versionLは本革シート。
電動シートですが、メモリー機能はありません。
センターコンソール全景。
シフト操作はバイワイヤーにより、ボタン感覚になっています。
メーターもデザインこそ似ていますが、別モノです。
思い切って別なデザインにした方がよかったと思いますが。
シートヒーター+ベンチレーション付き。
リアシートのスペースはあまり広くないですね。
UX300eはリアシートにもシートヒーターを標準装備。
ムーンルーフはオプション。
荷室容量は310L。
トランクボード下は若干収納スペースあり。
いざ試乗へ
下ろしたてのピカピカの新車を試乗させてもらいました。
UX300eのコンセプトは「LEXUSならではの上質な走りと静粛性の追求」。
たしかにバッテリーによる重量増とEVならではの静かさで、しっとり高級感がある走りです。
アクセルのツキもよく、スポーツモードにしなくても十分な瞬発力。
0-100㎞/hは7.5秒と、けして速くはないですが、瞬時にトルクが立ち上がるEVならではの力強い加速フィーリングは楽しめます。
「Bモード」にしただけでは回生ブレーキの効きが弱いですが、パドルシフトで4段階に調整可能。
想像以上にいい感じの走行フィーリングでした。
ただ、オプションをいろいろと付けると、この車格でも700万オーバーになります。
レクサスのSUVはリセールが良いみたいですが、さすがにEVだと未知数とのこと。
補助金もそれなりに出そうですが、リセールは期待できないかもしれません。
それから、航続距離が367㎞は微妙です。
近距離メインならいいですが、長距離を走るならやはり500㎞は欲しいところです。
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