2021年10月、千葉にオープンしたポルシェエクスペリエンスセンター(PEC)東京に行ってきました。
世界で9番目となるこの施設では、ポルシェの様々なモデルでドライビング体験ができます。
天気は快晴!富士山もクッキリ!!
アクアラインを抜けて・・
ポルシェエクスペリエンスセンター東京に到着~
日本の伝統工芸品の江戸切子をモチーフにした建物だそうです。
エントランスはこちらから
入館手続きが済むと、プログラム毎にカードが渡されます。
今回はシミュレーターとオンザトラック、2つのプログラムにエントリーしました。
エントランスホールの様子。
エントランスホール横にピットブースがあります。
その反対側はグッズや軽食の販売エリアになっています。
中央にはポルシェに纏わる書籍が置いてあり、待ち時間に見ることができます。
まずはシミュレーターから体験します。
プロのレーシングドライバーも使用する本格的なシミュレーターだそうです。
VRも初めてなので、期待度MAX!
F1のようなステアリング。
いろいろな機能が付いていそうですが、今回は回すだけ(^^;
トランスミッションもATですので、クラッチペダルは使いません。
壁面にかけてあるヘッドセットを装着してスタンバイOK!
コースは世界中のサーキットから選べます。
今回はニュルの北コースをチョイス。
クルマはこの中から選べます。
当然、ポルシェオンリー(笑)
ニュルが似合う、911GT3 RSをチョイス。
コレ、当然ながらいろんなことが初めてで、感覚を合わせるのが大変でした(^^;
初めはいろんなところにぶつかりまくりで心が折れそうになりました。
よく見ると画面にトレースすべきラインやブレーキングポイントが表示されているので、それに合わせて各種操作をすればOK!途中からは気持ちよく走れました!
それから、VRの没入感は楽しいんですが、酔いますね。。途中から頭がクラクラ。
シミュレーションとはいえ、結構体力使います。
退出時は水分補給を勧められました(^^;
2Fはラウンジとレストランになっていて、屋外のテラスからコースが見渡せます。
オフロードエリアにあるヒルクライムの最大斜度は38度!
オンザトラック用の車両がズラリと並んでいます。
トラックの全体図。
希望した内容で以下セクションを90分の時間内で走ることができます。
オンザトラックのプログラムは「後輪駆動 vs 4輪駆動」をチョイス。
後輪駆動の911カレラ と4輪駆動の911カレラ 4を各セクションで乗り比べる内容。
同乗するインストラクターに指導いただきながら、ダイナミックエリア、ローフリクションハンドリングトラック、ドリフトサークルでクルマの挙動に慣れてから、全長約2.1 kmのハンドリングトラックを走ります。
●ダイナミックエリア
舗装された広大なオープンエリアで、ドライな路面特性を利用したプログラム。
ローンチコントロールでフル加速してからのフルブレーキ → スラロームを実施。
素のカレラでも十分速いです。
●ローフリクション ハンドリングトラック
ポリッシュ仕上げされたコンクリート表面を持つ周回コース。
通常の電子制御とスポーツ電子制御を切り替えて走行しました。
通常の電子制御では2駆でも4駆でも無茶しても破綻することなく収まります。
スポーツにすると、程よくリアが流れますが、そこで止めてくれるので安心感があります。
慣れてくると、カレラ4の安定志向より、振り回せるカレラの方が楽しい。
●ローフリクション ハンドリングトラック
ポリッシュ仕上げされたコンクリート表面を持つ円形コース。
電子制御が入っている場合、リアが滑ると止まってしまいます(^^;
スポーツ電子制御では少し許容してくれますが、停めようとする力が思いのほか強いので、キレイな定常円旋回はなかなか難しいですね。
2駆ではトラクションが持続せずうまくいきませんでしたが、4駆ではごまかしながら短時間維持できました。FRと違い、リアヘビーなRRでのコントロールは繊細なテクニックが必要です。
●全長約2.1 kmのハンドリングトラック
ドイツ・ニュルブルクリンクのカルーセルやアメリカ・ラグナ・セカのコークスクリューを再現したコーナーをに加え、全体的に流れるようなコーナーと起伏のあるコース。
コンパクトなコースですが、ブラインドコーナーでクリッピングポイントが奥にあったり、なかなか難しいコースとなっています。
インストラクターのデモ走行を体感したときは、こんな走りはできないなぁと思いましたが、そこはポルシェのポテンシャルの高さ、慣れてくるとそこそこのハイペースで走れました。
思い通りのライン、ペースで走れると楽しくなりますね。
このコースは原則追い越し禁止です。
慣れてきた頃に前走車が現れ、ペースダウン。。
コースが短いので、少し感覚を空けた程度ではすぐに追いついてしまいます。
その点については残念でした。
PEC東京、少しお値段は張りますが、貴重な体験ができる素晴らしい施設です。
とくにオンザトラックは、ポルシェイズムを体感できるプログラム内容だと思います。
ぜひまた機会を作って体験したいと思いました。
オンザトラック ドライビング プログラム
シミュレーター
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