HONDA CIVIC TYPE R

クルマ

シビックのe:HEVモデルを見に行ったらTYPE Rが展示してありました。
試乗もできるとのことでしたので、e:HEVモデルそっちのけでTYPE Rに試乗させてもらいました。

全長4,595×全幅1,890×全高1,405mm
車両重量:1,430kg
乗車定員:4名
エンジン:2.0L直4 VTECターボ
最高出力:330PS/6,500rpm
最大トルク:420N-m/2,600-4,000rpm
トランスミッション:6速マニュアル
駆動方式:FF
燃費:12.5km/L
価格:4,997,000円

内外装チェック

チャンピオンホワイトのシビックタイプR。赤バッジとボンネットのエアベントがRの証し。

大きなウイングやリアディフューザー等、e:HEVモデルとの違いは明らかです。

e:HEVモデルのリアビュー

TYPE Rは専用フェンダーでグラマラスなボディ。
そのため、ベース車よりも全幅が90mm広くなります。

エンジンは前モデルのキャリーオーバーですが、新開発ターボ等により性能アップされているとのこと。

エンジン冷却のために開けられたベント。

フロントフェンダーのエアアウトレットがカッコイイ!

タイヤを前後とも265/30ZR19、ミシュランPILOT SPORT 4S。

この3本出しマフラーが特徴的ですね。

鮮やかな赤のTYPE R専用シート。フィット感もバツグンです。
赤いシートベルトでテンションが上がります。

足元のレッドカーペットは専用オプション。

TYPE Rは4人乗りのため、センターにボトルホルダーがあります。

アルカンターラに赤ステッチのステアリング。

普通のシビックと同じ内装ではありますが・・

シリアルナンバーが付いたTYPE Rのバッジが特別なクルマである証しです。

6速マニュアルシフトとその右上にある「+R」ボタンもTYPE R専用装備。

バックモニターはいたってシンプル。

R専用データロガー「Honda LogR」。
スコア化してドライビングスキル向上をサポートするアプリを標準装備。
国内13のサーキットでスピードリミッターを解除する機能もあるとのこと。

いざ試乗へ

ちなみにTYPE Rの試乗にあたり、誓約書を書かされました。
内容は「こういうクルマですので無茶をしないでください」というものです。
以前、何かトラブルがあったのかもしれません。

しかし、タイプRの性能を試したくなるのも事実です。
渋滞していたことと、誓約書のプレッシャーで妙にストレスが溜まります。。

渋滞した一般道でもボディ剛性のしっかり感は伝わってきました。
また、一般道でストップ&ゴーをする中で、タイプRのシフトフィール、乗り心地も体感できました。

COMFORTモードの画面。
ディスプレイに表示される内容は一般モデルと同じです。
このモデルの性格を考えれば乗り心地は悪くないと思います。

SPORTモードに切り替えるとメーターが赤くなります。
足が少し硬くなる分、荒れた路面だと振動が伝わってきます。
とはいえ、気にならないレベルだと思います。
ちなみに「+R」モードは試していません。。

手にフィットするアルミ削り出しのシフトノブ。
シフトフィールは硬すぎず柔らかすぎず、とても扱いやすい。
個人的にはオートマ派ですが、これならマニュアルシフトでもいいかなと思いました。

新型シビックタイプR、短時間の試乗でしたが欲しくなりました。
FF最速を極めた機能美が感じられる、そんな魅力のあるクルマだと思います。
また、スポーツ性能だけでなく、ADASや安全装備も備わっており、コンフォートモードにすれば乗り心地も悪くないので、オールラウンダーとして使えるところもいいですね。
欲しいクルマがなかなか手に入らない中、このTYPE Rも入手困難なクルマになりそうです。。

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